シンセリードは、歌に変わるメロディーを演奏する楽器。
際立って覚えやすい音楽的または叙情詩的なフレーズであることが多い。
【特徴】
・単音のみで発音することができる。
・ポルタメント機能を使うことができる。
【使用用途】
ベースやリード、アルペジオなどのメロディーの演奏に向いている。
ポリフォニックシンセ
【特徴】
・和音で演奏することができる。
・ポルタメント機能を使うことができない。
【使用用途】
パッドやプラックなどコードを演奏に向いている。
シンセリードの役割は旋律を演奏すること。
メインのシンセリードはもちろん、リフや、メインのシンセリードを引き立てるためのリード(オブリガード)など様々な形でリード楽器を入れていきます。
オシレーター②(サブ)
必要であれば加算合成する。:
必要に応じてユニゾンにしたり、5度上など音程を変えて加算合成する。
アンプリチュードエンベロープ
旋律を演奏するのが目的なので基本は減衰しない持続的な音。:
アタックは速く、サスティーンレベルは最大で。リリースは0でも良い。
フィルターエンベロープ
アタック感を強調させたい場合などにかける。必要無い場合は使わなくても良い。:
基本はアタックタイムは最速でディケイタイムとサスティーンレベルの微調整をしていく。
モジュレーション
ビブラートやトレモロをかけることで音に表情がうまれる。:
さりげない量でビブラートやトレモロをかける。PWMにLFOをモジュレーションさせるのも効果的です。
リードにはコレという音色ありません。しかし、基本的に旋律を演奏するパートなので持続的な音色であることが機能的で有ると言えます。今まで学んできた各オシレーターの特徴や加算合成、減算合成、モジュレーションを確実にマスターして、かっこいいリードを作り上げていこう。
宿題①
Serumを使って、『譜例』を打ち込んで、提出する。
余力があればさらにトラックを立ち上げ、違う音色で鳴らし、合計2~4本のトラックをレイヤーさせたものを提出する。
宿題②
Serumを使って、オリジナルのリードを製作する。できればオリジナルの音色で作る。
余力があればさらにトラックを立ち上げ、違う音色で鳴らし、合計2~4本のトラックをレイヤーさせたものを提出する。
ルール
第10回目 リード
基本情報
ビデオファイル:20分04秒
テキスト:PDF 全11ページ
講座内容
シンセリードは、歌に変わるメロディーを演奏する楽器。際立って覚えやすい音楽的または叙情詩的なフレーズであることが多いと言えます。インストの曲などを『あの曲なんだっけ?』となったときなど、人に伝えるときはリードパートのメロディーを歌って人に伝えることが多いのではないでしょうか。それだけその曲の印象を決定付けるパートと言えます。
シンセリードには『これ』と言った決まったスタイルの音はありませんが、機能を考慮すると、どうすれば良いのか見えてきます。メロディーの作り方についても学んでいきます。
今回の資料をダウンロードして使ってください。
・テキスト
・課題用参考音源
フォルダ内に、『Drum』『Bass』『Lead』と、もう1つレイヤーして1つにまとめた『Lead_Bus』を添付しています。レイヤーにしたときの参考にしてください。