パッドは柔らかく心地よいサウンドを生み出すシンセサイザーサウンドです。
通常はゆっくりとしたアタックとリリースが設定されます。
ブロックコードで演奏することでパッドの持ち味を生かすことができます。
音の広がりと空気感を演出することができます。
早い展開の場合、音の立ち上がりが遅いため、はっきりとしたコード感を出すことにはあまり向いていません。
コード感を出したい場合は他の何らかの方法で工夫する必要があります。(プラックを鳴らすなど)
パッドの用法
① 和音を鳴らすパターン
② 空気感を演出するパターン
・shallou – Last Day
https://youtu.be/2QmPVJ5Dqpo
・Duskus x San Holo – Take Me Home
https://youtu.be/iH5UXDZKWZ4
・Getter – Something New
https://youtu.be/zR9vFlKMals
オシレーター①(メイン):
音の印象を決定づけるメインのオシレーター
オシレーター② (サブ):
必要に応じてメインのオシレーターを補強する目的で加算合成する。
アンプリチュードエンベロープ:
ふんわりと優しい音色にするのが心地よい。
フィルター(オートメーション):
ハイパスフィルターやローパスフィルターのカットオフをゆっくりとスウィープさせることで楽曲を盛り上げたり、落ち着きを演出することができる。
空気感の演出をしたいときに使うパッド。
アタックタイムとリリースタイムが長くサスティーンは最大にして使うことが多い。
そのため、きびきびとした動きには向いておらず、ゆったりとした動きに向いている。
フィルターのカットオフをオートメーションでコントロールすることで空気感や曲の抑揚を演出することができる。
宿題①
Serumを使って、パッドの音色を作成し、「譜例:パッドの用法」の①と②のパッドを打ち込み、提出する。
宿題②
Serumを使って、「和音を演奏」「空気感の演出」それぞれのパターンをオリジナルで作成する。
(できれば音色もオリジナルで)
ルール
第11回目 パッド
基本情報
ビデオファイル:12分01秒
テキスト:PDF 全11ページ
講座内容
パッドは柔らかく心地よいサウンドを生み出すシンセサイザーサウンドです。通常はゆっくりとしたアタックとリリースが設定されます。
とっても地味な形で使われる事が多いパッドですが、パットが無いとスカスカで味気ないサウンドになってしまいます。それほど前面に出る事がないパッドですが無くてはならない重要なパートなのでしっかり自分のモノにしていきましょう。
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