コースの内容

フィルター(Filter)とは

指定した周波数をカットやブーストさせて倍音に変化つける装置。

フィルターにはいくつかの種類があるので、用途によって使い分けていきます。

様々なフィルターの種類

・ローパスフィルター (low pass filter)

・ハイパスフィルター (high pass filter)

・バンドパスフィルター (band pass filter)

・バンドストップフィルター(band stop filter)


 

様々なフィルターの種類②

・ローシェルフフィルター (low shelf filter)

ハイシェルフフィルター (hi shelf filter)

ピークフィルター (peak filter)

・コムフィルター (comb filter)

・カットオフ周波数 (cutoff frequency)

・レゾナンス (resonance)

・キーボードトラッキング(keyboard tracking)

・ロールオフ・スロープ(rolloff slope)

減算合成とは

減算方式(げんざんほうしき)または減算合成(げんざんごうせい、: subtractive synthesis)は、

倍音を含んだ原音から任意の倍音成分を引くことで新たな音色を作り出す音響合成の方式である。(Wikipediaより)



減算合成の用法

・カットする

オートメーションでスイープさせる

ノイズ + バンドパス

ノイズ + コムフィルター



Serumの解説 ~ フィルター ~

アナログシンセではフィルターを使った減算合成をかなりの頻度で使います。

実際の作曲では、前の項目で学んだ加算合成で作った音色に、フィルターをかけてさらに音色に磨きをかけるそんな使い方をしていきます。

目的の音に近づけるために、どのオシレーターを選び、そしてどのフィルターを適用するかを吟味し、トライアンドエラーを繰り返してシンセスキルに磨きをかけていこうきましょう。

宿題

Serumを使って、参考音源と同じ音を製作し、提出する。

ルール

  1. 『DLC』タブから課題用参考音源をダウンロードしてください。
  2. ノイズと減算合成のみで再現すること。(ノイズの種類は『BrightWhite』を選択してください。)
  3. 限界までクオリティーにこだわること。
  4. 提出の際はmp3で書き出し、フォルダに入れてzipに圧縮すること。
  5. ファイル名は全て英語で「synth-kadai_3-1_sugimoto.mp3」のようにつける。
  6. ギガファイル便などのストレージサービスを利用してアップロードし、ダウンロードリンクをメッセンジャーかE-mailで送ってください。

このコースについて

第3回目 フィルター


 

基本情報

ビデオファイル:16分53秒
テキスト:PDF 全11ページ

 


講座内容

今回はフィルターについて見ていきます。
シンセサイザーの音作りでは、ほとんどの場面でフィルターを使って音色をコントロールしていきます。
各パラメータを動かすと、音にどのような反応があるのかをしっかり把握し、フィルターのコントロールを身につけていきましょう。

あなたは質問を表示する権限がありません

今回の資料をダウンロードして使ってください。

・テキスト


・課題用参考音源

【使用するノイズについての変更があります】

『#3-6.2 課題の進め方』の動画の中で、使用するノイズは『AC hum 1』と、お伝えしていますが『BrightWhite』を使っていきます。

※もし、Serumの[NOISE]のメニューの中に『BrightWhite』が無い場合は、

ここからファイルをダウンロードしてください。

・読み込ませるにはファイルを直接ドラッグ&ドロップするだけで大丈夫です。