コースの内容

楽曲の主体となるリズムはキックとスネアのコンビネーションで作られます。

そして、他の楽器のリズムも加わることで複雑で聞き応えのある音楽になります。

キックと同様にスネアのサウンドはとても重要で、スネアのキャラクターで楽曲の印象が大きく左右されます。

キック同様に、必要に応じて音をレイヤーしていきます。

『ボディー』と『トップ』の2つをレイヤーするのが基本になります。

ボディーはスネアの元となる音で、低域の音を多く含んでいます。そして『トップ』はアタック音としての役割があり中音域以上の音を多く含みます。ボディーの音とトップの音のバランスを微調整することで、理想的なスネアに仕上がります。

① スネアのボディとトップの周波数領域の関係

スネアのボディとトップのエンベロープの関係

①サンプルの選定

・トップ用サンプル
アタック感を出すために、高域成分を多く含んだサンプルを選ぶ。ボディの音を補う形で主に高域成分を補強していきます。

【周波数領域について】
高音域成分を十分に含んでいるもの。

【エンベロープについて】
ボディよりも短めのサンプルが理想。なるべくタイトに。

 

・ボディ用サンプル
楽曲に合ったキャラクターのスネアを選択することが大事。

【周波数領域について】
スネアの種類によって変わってくる、ダブステップ系のスネアだと200Hzあたりの音がしっかり出ているもの。トラップ系の場合だと400Hzあたりの音がしっかり含まれているもの。

【エンベロープについて】
タイトにしたい場合は短めのサンプルを。ファットな感じにしたい場合は長めのサンプルを使う。

②サンプルの加工とレイヤリング

1. サンプルを並べます

2. 発音のタイミングを調整します。

3. サンプルの長さを調整し、フェードをかけて微調整。

③エフェクトによる加工
詳しいことはPDFで確認してみてください。

スネアもダンスミュージックにとって重要でスネアの印象によって楽曲のイメージが左右されます。
曲のスタイルに合ったスネアの音色選びがとても重要になります。
キックの時と同様に、リファレンスを立てて同じになるように作っていくのが上達の近道です。
課題をとおして訓練していきましょう。

宿題①
スネアの音を自作し、参考音源と同じリズムパターンで打ち込む。

宿題②
トラックを聞きながらオリジナルのスネアパターンを作成する。

ルール

  1. 配布したトラックに合わせて打ち込むこと。
  2. 提出はスネアパートのみでよい
  3. 限界までクオリティーにこだわること。
  4. 提出の際はmp3で書き出し、フォルダに入れてzipに圧縮すること。
  5. ファイル名は全て英語で「edm-kadai_13-1_sugimoto.mp3」のようにつける。
  6. ギガファイル便などのストレージサービスを利用してアップロードし、ダウンロードリンクをメッセンジャーかE-mailで送ってください。

このコースについて

第14回目 スネア 


基本情報

ビデオファイル:11分54秒
テキスト:PDF 全12ページ


講座内容

楽曲の主体となるリズムはキックとスネアのコンビネーションで作られます。他の楽器のリズムも加わることで複雑で聞き応えのある音楽になります。キックと同様にスネアのサウンドはとても重要で、スネアのキャラクターで楽曲の印象が大きく左右されます。
スネアのサンプル選び、基本的なレイヤリング手順や、EQの設定などを学んでいきます。

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・テキスト

・課題用参考音源

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