コースの内容

フューチャーベースにおけるリズムループの役割は、ドラム3点だけでは作り出せない雰囲気をリズムループを足すことによって新たに作り出すことができます。細かいリズムなどによるグルーブの強化や、サンプルが持つ空気感を取り入れることで楽曲の雰囲気を魅力的に演出することができます。

リズムループにキックが入っている場合は、メインのドラムのキックの邪魔にならないように目立たなくする、または取り除く。空いた所に別の場所のサンプルを移植して自然に聞こえるように整えていきます。

2つ以上のリズムループをレイヤーして、多様なグルーブを作り出すことができます。リズムループをレイヤーすることで複雑で奥行きのあるリズムを作ることができます。レイヤーするときのコツは似たようなリズムループをレイヤーするのではなく、それぞれが程よく異なっているものをレイヤーするとうまくいきやすいです。

レイヤーその1:
メインのドラム3点を補強するようなリズムループ

レイヤーその2: 
にぎやかしのためのリズムループ(ハイハットなど)

レイヤーその3: 
味付け用のリズムループ(パーカッションなど)

フィルを作る場合、リズムループをばらして並び替えて作ることもあります。そのほかにもドラムフィル用のサンプルを使ったりもします。もちろん、そのサンプルを加工・編集して使う場合もあります

リズムパターンに変化を持たせたいときや、新たに違う雰囲気で豪華に演出したいときなどに便利な手法です。いろいろな組み合わせを試し、試行錯誤を繰り返していきましょう。組み合わせ次第で膨大なパターンを作り出すことができます。オリジナリティーを発揮して楽曲を豪華に演出していきましょう。

課題
参考音源と同じリズムループを探し、同様の聞き映えになるよう加工してくる。

課題②
課題曲のリズムループパートを好きなサンプルを使ってオリジナルのものを製作する。

ルール

  1. 配布したトラックに合わせて打ち込むこと。
  2. 限界までクオリティーにこだわること。
  3. 提出の際はmp3で書き出し、フォルダに入れてzipに圧縮すること。
  4. ファイル名は全て英語で「edm-kadai_16-1_sugimoto.mp3」のようにつける。
  5. ギガファイル便などのストレージサービスを利用してアップロードし、ダウンロードリンクをメッセンジャーかE-mailで送ってください。

このコースについて

第16回目 リズムループ


 

基本情報

ビデオファイル:20分24秒
テキスト:PDF 全9ページ

 

講座内容

ドラム3点だけでは作り出せない雰囲気をリズムループを足すことによって新たに作り出すことができます。グルーブの強化や、サンプルが持つ空気感を取り入れることで楽曲の雰囲気を魅力的に演出することができます。
リズムループの効果的な扱い方を学んでいきます。

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